空と雲
空気は温度が高いと多くの割合の水蒸気を含むことができますが、
空気が冷やされると空気の中に保つことのできる水蒸気の割合が低くなり、
水蒸気が外に出てきます。この水蒸気が空気中の細かなチリなどを核に水粒や氷の粒となり、雲の成分となります。
暖かい下にあった空気が上昇気流で上に昇って冷やされて雲になることが最も多い雲の発生する要因です。
空気が海面や温度が低いところに移動して雲が出来ることもあります。
雲の色は基本的には白です。
太陽光が水滴や氷でできている雲の粒に当たって光が散乱して白く見えます。
ただ雲が厚いと太陽の光を通さず灰色になったり黒っぽくなったりします。
また、夕方や朝は太陽光が赤くなったのを受けて色づいたりします。
雲にも重さはあります。ただ巻雲や巻層雲など上空の薄い雲は1立方メートル当たり0.05グラム、積雲で1グラム程度、厚い雲でも5グラム程度と言われます。個体と比べると軽いので、下から吹き上げてくる上昇気流で浮かび上がっているのです。
雲にも重さはあります。ただ巻雲や巻層雲など上空の薄い雲は1立方メートル当たり0.05グラム、積雲で1グラム程度、厚い雲でも5グラム程度と言われます。個体と比べると軽いので、下から吹き上げてくる上昇気流で浮かび上がっているのです。